箕面の景観といえば箕面山、というのは誰もが認めることでしょう。春には多様な花が咲き誇り、秋には美しい紅葉を目にすることが出来るので地元に住む人々にとってはちょっとした自慢です。毎年この箕面山を目当てに多くの観光客が箕面を訪れるので、箕面にとって最も重要な観光資源と言えるでしょう。
では、箕面山さえ綺麗にしておけば観光客は増え続け、地元の人々の心も豊かになるのでしょうか。ため池・公園・街路樹・住宅地など箕面を形成する景観は箕面山だけではありません。これらの景観が損なわれると箕面に訪れる観光客は減少し、私たちの心も荒んでしまいます。それを食い止める術は無いのでしょうか?
こんにちは!『学生ソーシャル広報チームpromo』メンバーの瀬濱(せはま)です。前回に引き続き、9/21に行われたNPOフェスタ2014の『暮らしの景観研究会』さんのブースで代表の川端さんにお伺いしたことをご紹介します。
●研究会と地域住民の協力が景観をつくる
箕面はまちなかの風景にも優れた景観を数多く見つけることが出来ます。
『暮らしの景観研究会』は景観を取り巻く実情を観察すると共に関係者の聞き取り調査などのフィールドワークにより、優れた景観をつくり出す要素・要因を明らかにしています。
景観は通常、人々の日常生活やその積み重ねでつくりだされるので、市民が暮らしの中で優れた景観に親しみ、拡げる活動に参加される事をめざして、市民や行政、専門家などと景観づくりについて話し合う景観フォ-ラムや優れた景観の写真展などを開催しています。
●社会貢献がスキルアップにも繋がる!
この活動に参加すると、景観やまちなみを良くするための案を自分で企画し、その案について他のメンバーと意見交換ができます。
プレゼンが苦手な学生、企画力を磨きたい学生は、スキルアップにもつながります。
現在、研究会には若手が少なく、美しい景観を守りつづけていくために若い人の力を必要としています。人生の先輩が多いので大学やサークルで勉強しているだけでは得られない視点から学べることが多いでしょう。
この活動に参加してみたい、今後の予定などが知りたいという方は、団体へお問い合わせください。
●基本情報
団体名:暮らしの景観研究会
代表者:川端 常樹(カワバタ ツネキ)
連絡先:TEL 072-724-5098
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