7月22日に、箕面の山パトロール隊のクリーンハイキングに参加しました。
箕面の山パトロール隊は、箕面山の自然環境を守りたいという人々が集まって、山の美化保全活動をされているNPOで、その活動のひとつ「クリーンハイキング」は、山歩きを皆で楽しみながら、山にポイ捨てや不法投棄されたゴミを拾うというものです。
この日のコースは滝道若葉コース。天気がよくて、青空と山の空気がとても心地よく、良い運動にもなりました!
地元の方々や箕面市の学校の先生と学生など約15名が参加されました。
ほとんどのクリーンハイキングが無料で参加できますが、箕面の山パトロール隊の活動資金は、みのお山麓保全ファンドという公益信託からの助成金や企業・個人からの寄付等で賄われているそうです。
また、山道に設置してある自動販売機の売り上げの一部も、みのお山麓保全ファンドへの寄付になっているそうです。
隊員の方々は、箕面市が大阪という都会でありながら、自然豊かな環境にも身近に触れ合う事の出来るよい環境であるとおっしゃっていました。
私自身も今回の活動に参加することで、豊かな自然と触れ合うことができ、箕面の自然の豊かさに感動しました!!
また、近年のゴミ拾い活動や不法投棄に関しての啓蒙活動の甲斐があり、ゴミは減ってきているとのことでした。
ゴミの投棄を減らすために様々な工夫もされていて、看板を設置したり、ゴミが多い地点に花壇を整備したりしているそうです。
たしかに、山道にはゴミがほとんど落ちていなくて、車道にたばこの吸い殻などのゴミがいくつかある程度でした。
人の良心に呼びかけることで少しでも不法投棄がなくなる事を願うばかりです。
しかし、人が通ることのできない崖の下などには、不法投棄された冷蔵庫やバイクといった粗大ゴミなどがたくさんありました。
このような粗大ゴミは、まとめて回収する企画が年に何回かあるそうです。
今回のクリーンハイキングでは小さなゴミを集め、総重量は約5キロ。
そのうち、たばこの吸い殻に関しては約163本でした。
この活動に参加して感じたことは、
日本にはゴミが少ないという評価を海外の方々から受けていますが、
そのような評価は、こういった有志のボランティアの方々の草の根の活動に支えられているものであると実感することができました。このような活動に携われた事は、非常に気持ちが良いものですね!
また、昔に比べて投棄されるゴミは減っているとのことでしたが、やはりまだまだゴミの不法投棄は多いという現状を知ることができました。
この活動を通じて、自然にも触れることができ、大阪にいながら久々にリフレッシュすることができ、とても良い一日になりました。
自然が好きな人には、良い活動である様に感じました。
箕面の山パトロール隊のクリーンハイキング、その他の企画ハイキングの予定は、団体ホームページに掲載されています。
興味のある方はチェックしてみてください。
「箕面の山パトロール隊」http://minoh-pato.com/index.html
(レポート:谷口貴哉)